品質管理体制

品質管理

最新の溶射加工設備に加え、各種検査・測定機器も充実しており、徹底した品質管理を行っています

  • 気流分給機の導入

    当社では他社ではあまり見ることない、気流分級機を導入しています。溶射に使用するパウダーには大小の塊が存在していたり、パウダーの状態があまり良くないケースがあります。

    この気流分級機を使う事で溶射パウダーの品質を溶射前に精製する事で、基材への溶射品質を高品質に仕上げる事が可能になります。

  • ロボットや専用ラインによる安定した品質

    当社の溶射は、技術者による手作業での溶射は行っておらず、全てプログラムによって溶射を行っています。

    製品形状や溶射種類によって専用の治具や専用ラインを構築し、必要に応じてロボットを導入することで人的ミスを最小限に抑え、安定した品質をコスト削減を図っています。

  • 溶射飛行粒子解析機DPV2000

    日本ではじめて導入したカナダ国立研究所開発の「DPV2000」は、溶射中の 飛行粒子の速度、温度、粒子径を測定することで溶射ガンのコンディションの違いやガンの異常を見つけることができ、常に正常な状態で溶射を行えるため形成した皮膜は高品質を維持することができます。

  • 光焦点レーザー顕微鏡

    レーザー顕微鏡を用いてブラスト面と溶射面の表面形状観察と分析をすることができます。

    ブラスト面を3次元分析することで基材の材質、硬さごとのブラスト条件の選定を行うことが可能になり、溶射の前処理であり、密着力を左右するブラスト条件を効率的に選定することを可能にしています。

  • 走査型電子顕微鏡(SEM)

    走査型電子顕微鏡を用いて溶射皮膜の組織、構造や基材との皮膜境界の状態など、溶射皮膜の機能上、重要な特性について調べることができます。

    さらにX線での組成分析も行え、不純物、異物混入なども特定することができます。ミクロン単位の溶射皮膜の構造 を追求することで品質の向上を図っています。

  • クロスセクションポリッシャー (CP)

    CPはアルゴンイオンビームをサンプルに照射してエッチングすることで加工歪みの少ない断面を作ることができます。弊社では主に硬さの異なる材料が含まれるサンプルや、硬度が低く崩れやすい材質のサンプルの断面観察用に使用されています。この装置によって断面構造を正確に観察することが可能となりました。

  • 粒度分布測定器

    粉末の粒度分布を正確に測定することができるレーザー回折式の測定装置です。溶射やコールドスプレーにおいて投入する粉末の粒度分布は成膜レート・皮膜特性を左右する非常に重要なパラメータの一つですので、すべての粉末材料を測定しデータ管理しています。

  • 引張り試験機

    基材と溶射皮膜の密着力を測定いたします。溶射皮膜の健全性を確認するために使用しています。